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カテゴリ:化石サンゴ( 116 )

化石サンゴ番外編38(土佐桜石灰岩と花のトサザクラ)

化石に興味がある方向けの記事だよ101.png
横倉山から産出されるシルル紀石灰岩の中でピンク色の石灰岩は、
「土佐桜」と言う名で石材として建物の壁等に使われた時期があった
ことはご存知と思うが、花にも同名のものがあった。

先日、とある山中でイワザクラと言うそれなりに珍しい山野草に出会い、
別名「トサザクラ」という事が分かったので、もう一度花を見に行った
ついでにこんな写真を撮ってみたよ109.png

d0171959_16430496.jpg
花の横にある石灰岩はもちろん横倉山由来の物を持って行った。
写真では分からないが、クサリサンゴが入っている。

石の赤い和柄のような模様が、花に合っているような、場違いのような179.png
土佐桜石灰岩を持っていて、山野草の写真を撮るのが趣味という方は、
そんなにはいらっしゃらないだろうから、ちょと遊んでみた。

化石趣味の方も、たまには花とかも見て違った自然の美しさも
感じてね~。171.png171.png171.png






by ugumaru55 | 2019-04-29 17:25 | 化石サンゴ | Comments(0)

化石サンゴ番外編37(菊花石6、菊花石・梅林石)

先日、鹿の子石21の記事で、菊花石の粒花のような石を紹介したが、
同じ谷の中に菊花石と思われる石があったよ102.png

下の写真の横幅実寸は約5センチメートル、菊花石の花出しのスキルは
無いので、単純に似ているとしか言えないが、2番目の写真(鹿の子石21の石)の
石と母岩も似ており、同じような岩石帯から出たように思える。
d0171959_21062672.jpg
d0171959_20283802.jpg

一部分は梅林石のようになっている(下写真)。
もしこれが菊花石なら「土佐の3奇石」の菊花石と梅林石が1個の石で楽しめるということだ。
もちろん3奇石の残りの1つの山珊瑚(デュラミナ・ハシモトイ)は既に採取しているので、
やっと自分で採取したもので3奇石が揃った事になる。103.png
最近力を入れている「鹿の子石」も結構珍しいようなので、「土佐の4奇石」という事に
なるのだろうか?もちろん冗談だが。

d0171959_21074175.jpg

この石の露頭を探したいが、採取場所のすぐ上流に断崖があって、登れない為
断崖の上まで行く別ルートを開拓するしかない。
ルート開拓はあまり気分が乗らないので、いい物が無いのかもしれない。
そのうち大雨でも降って、崩れかけている露頭から分離されてここまで
流れてくるかもしれない。そのような時をじっくり待ってみようと思う。

この水系には、鹿の子石19で紹介した石(下写真)も含めて、菊花石で有名な
岐阜県の根尾谷周辺に似たような岩石帯があるのかもしれない。
もちろん根尾谷周辺の石には美しさや種類の豊富さで全く敵わないが、
個人としては十分楽しめる。
d0171959_22221309.jpg
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本来は鹿の子石の産地探しで来たのだが、この谷では黒い母岩の大きな梅林石も含めて
色々採取出来たので、鹿の子石探しも別の面で役立ったということだ。110.png

そろそろ本来の目的の鹿の子石探しに注力しなくては( ^ω^)。







by ugumaru55 | 2019-04-02 22:32 | 化石サンゴ | Comments(0)

化石サンゴ番外編36(坂折川の日石サンゴ)

ひさしぶりに横倉山のシルル紀化石のお話だよ101.png

最近水石系の採集をしているので、石の置き場所が一杯気味なので、
シルル紀石灰岩の不用品の整理をしていて、日石サンゴが入った
石があったのを思い出した。
特に目印等をしていなかったので、どの石に入っているか不明と
なっていて、捨てないように何とか見つけ出した。
d0171959_21261576.jpg
日石サンゴは、一番最初に見つけた時も(この石ではない)うっすら見えるだけ
みたいな感じで、これって何だろうとすぐには気がつかなかった。
よく見ると中心部の丸い部分を取り囲むように小さな丸があるのだが、
日石サンゴを知らない頃だったので、この丸い整然としたような物が
何なのか見当が付かなかったを覚えている。

この個体もじっくり見ないとどこにあるのかわかりにくい。
d0171959_21262267.jpg
拡大しても見えにくい。
これは越知町の坂折川で採取したが、見にくいこともあって、
3~4回くらいしか採取した記憶がない。

坂折川で化石探しをする人は見落とさないように気をつけてねー。




by ugumaru55 | 2019-02-23 21:36 | 化石サンゴ | Comments(0)

化石サンゴ宝島編Ⅱ (その12 見直しでいい物が!)

このところ鹿の子石ばかりだったので、
久々に化石ネタです102.png

化石サンゴ宝島編Ⅱで採ってきた石灰岩を見直してたら、
単体サンゴが入っていたよ。

d0171959_21251294.jpg
けっこう大きいサイズの四射サンゴの縦断面が
つぎはぎ状に見える化石ブロックの1画に入っていたよ。

よく考えたらクサリサンゴやハチノスサンゴは採集
していたがシルル紀の単体サンゴは持ってなかった。
ラッキー103.png

たまには採ってきた石の見直しもしてみるものだ。


by ugumaru55 | 2019-01-24 21:34 | 化石サンゴ | Comments(0)

化石サンゴ宝島編Ⅱ (その11 最終話まとめ)

宝島編Ⅱの終了にあたって、いつものまとめをやってみます。

元々の古地図の記述通り現況は
「谷に石灰岩が点在し、桃色部分に破片状の物があり
保存は良いが、個体数は少ない」
という事になりますが、60年の間の土石流
等で地図よりも下流に流されているようでした。

また途中に砂防堰堤(工法からみて建設後60年は経っていないと思う)
があり、残念なことに大部分は砂防堰堤の溜まった土砂の中に堆積して、
表面には見えないのではないかと想像されます。


d0171959_19511860.jpg
クサリサンゴも破片状だ。保存はいい。


d0171959_19540730.jpg
ハチノスサンゴも小さい群体だ。


個人的に結果には満足ですが、化石の内容から
苦労した割には大したものは無く、お薦めできる
産地ではありません。

ただ全国的に消滅産地がある一方で、不便な場所や
行くのに時間がかかる場所は案外産地が残っている
という事が分かりました。

今後はちょっと化石はお休みして、本来好きな
水石に注力しようと思っています。109.png
水石探しをしていると、化石にも出くわしますので
その時はまた紹介しようと思います。





by ugumaru55 | 2018-12-15 20:11 | 化石サンゴ | Comments(1)

化石サンゴ宝島編Ⅱ (その10 やっと本命が)

その後も沢を下りつつ探し続けた。
シルル紀の大きな転石も結構あるのだが、ほぼウミユリとかで
なかなか狙っているクサリサンゴやハチノスサンゴにたどり着けない。

気分転換に、沢の石に腰かけて、昼ごはんのコンビニ
おにぎりを食べて、エネルギーをチャージした。
その周りにも小さな石灰岩が何個かあったので期待せずに見て見ると。

やったー!113.png113.pngやっとありました。103.png
この石にフォースは反応しなかったがいい物でした。

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15×10㎝くらいの小さい石だが、クサリサンゴとウミユリが見えている。


d0171959_18030312.jpg
こっちにもクサリサンゴやウミユリが。

d0171959_18060187.jpg
クサリサンゴとハチノスサンゴ。

d0171959_18082818.jpg
別の場所にハチノスサンゴ。

d0171959_18170008.jpg
ここにも別のハチノスサンゴの縦横断面が。

d0171959_18180249.jpg
写真中央の黒いギザギザした細い線部分は腕足らしい。


結局全面にクサリサンゴが切れ切れに入っており
他にもハチノスサンゴの群体やストリアトポーラらしいものも
入っていて、小さい石がまるでシルル紀のお祭りだ。

全部入りで標本みたい。大満足の1個でした。102.png102.png102.png






by ugumaru55 | 2018-12-15 18:40 | 化石サンゴ | Comments(0)

化石サンゴ宝島編Ⅱ (その9 また貝化石とシルル紀石灰岩)

おっとここにも別の貝化石が( ^ω^)。

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このギザギザは赤貝なんかに似ているような?


これも何かよくわからないものが・・・
d0171959_21202903.jpg
変に並んだ2列の穴はなんだろう???


なかなかシルル紀石灰岩は無い。これでは化石貝編になりそうだ。131.png
と思った時にシルル紀の大きな転石があった。端っこを割ってみると。

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どうもトリプラズマの一種のようだ。
後はウミユリのような物が入っていた。

残念だが目指しているクサリサンゴやハチノスサンゴは
なかなか入っていない。なんでだろう145.png

またまた別の石もあった。けっこう次々と忙しい。
d0171959_21423963.jpg
巻貝のようにも見えるが分かりにくい。
なんせ貝には全く詳しくない。
d0171959_21440152.jpg
この一見珊瑚化石のような物は何だろう1個が1.5㎝くらいだ。
保存もあまりよくないので良くわからない。
肝心のシルル紀の物では無いのはわかるのだが。

その時変なものが目に付いたよ。147.png
岩の上に動いているものがいるが、見たことのないような変な動きだ。
よく高い山で見る、蜘蛛に似ているが、正しくは蜘蛛ではない。
d0171959_21530679.jpg
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ザトウムシという生き物で普通8本足なのだが4本しかない。
元々ユーモラスな歩き方をするが足が右側に3本、左に1本
なので、見たことのない動きになっていたようだ。

おっと!!這っている石は梅林石と礫岩が合体したような
変わった石ではありませんか113.png

なんだかんだで、次回へつづく


by ugumaru55 | 2018-12-13 22:12 | 化石サンゴ | Comments(0)

化石サンゴ宝島編Ⅱ (その8 貝化石とシルル紀石灰岩)

前回ハチノスサンゴが見つかった場所から川を下っていると
貝のような物が入った石があったよ。

d0171959_21105758.jpg
何かはよくわからない。
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その石の側にありました。シルル紀石灰岩!!
d0171959_21155602.jpg
d0171959_21164448.jpg
残念ながらいい物は入ってないようだ。
つづく

by ugumaru55 | 2018-12-12 21:18 | 化石サンゴ | Comments(0)

化石サンゴ宝島編Ⅱ (その7 思わぬところに)

どうもこの産地とは相性が悪いのか、あるいは地図の
バツ印にこだわってフォースがうまく機能していないのか?
とにかく無駄に探しているような感じがある。105.png
なんか悪い物にでも取り憑かれているみたいだ。108.png

ここから上は昨年しっかり探していたので、下ることにした。
狭い谷なので下りに別の石が見つかる訳も無く、最初の合流点へ帰り着いた。

あ~あ と思いつつ戻ろうとしたとき、道端に目が吸い付けられた。
「なんでこんなところに~!!!」
行きには死角になっていた道端に半分砂利に埋もれた石灰岩が転がっている150.png177.png
この感覚間違いなくいい物感が漂っている。

d0171959_23062999.jpg
ぱっと見は絶対入っていると思ったが、なかなかそれらしい部分が見つからない。
水で洗ってルーペで確認してやっと見つけた。

d0171959_23093899.jpg
ハチノスサンゴに間違いない。幅10㎝くらいの群体だ。
やっと地図の近辺でまともな化石を採取出来ました。103.png

なんでこんなところにあるのか、周辺を調べて見ると、
子砂利のような物が溜まっている。大雨で川があふれたか
小規模な土石流でこんな道の上まで流れ出てきたようだ。

という事は以前谷にあったものは、この下流にあるかもしれない。
すぐに下流をさがさねば・・・。つづく





by ugumaru55 | 2018-12-03 23:20 | 化石サンゴ | Comments(0)

化石サンゴ宝島編Ⅱ (その6 3回目の挑戦)

前回に思わぬ下流にシルル紀石灰岩が発見されたので、
目的地周辺には必ずもっとあるのではないかと思われた。

宝島編Ⅱは、今回で決着をつけるつもりで気分が乗るのを
待っていたが、その気になる時が来たようだ。136.png

前回は道沿いに行こうとして失敗したので、今回は
沢を登って行こうと決めていた。
沢の入り口は、前回の道と違う道を沢沿いに登った
合流地点の様なところなのだが、降りる場所が結構藪だった。

何とか沢に降りてちょっと上った所にありました。
シルル紀と思われる石灰岩113.png
d0171959_23243279.jpg
でもこのタイプは化石が入ってないパターンだ。坂折川で同様の
物にはまず入ってないからだ。案の定、空振りでした153.png

次に見つけたのが
d0171959_23250771.jpg
ペルム紀調の石灰岩、デュラミナ・ハシモトイが
入ってないか見てみたが、これも外れ。144.png


ついにいい物が~。こいつはハチノスサンゴの風化面!!
d0171959_23270865.jpg
と思って裏の辺りを見ると。
d0171959_23293481.jpg
なんか変な感じの卵状のものがくっ付いている。

d0171959_23335205.jpg
まるで卵が孵化した後のような穴の開いた物もあった。???
よーく見るとフズリナの文様があるようだ。

そんなこんなで気が付いたら、昨年上から下ってきた場所まで
来てしまった。結局苦労して大したものが無いじゃないか134.png
つづく



by ugumaru55 | 2018-12-02 23:39 | 化石サンゴ | Comments(0)