カテゴリ:天然石・水石・鑑賞石?( 36 )

鹿の子石 19(鹿の子石?根尾孔雀石風?フズリナ?)

ずっと下流に鹿の子石を探しに行ったよ101.png
そこで、今までとちょっと変わった石を発見した。
今までの鹿の子石と言うよりは、菊花石で有名な
根尾孔雀石に似ているように思われる。
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小さな石で粒が小さく最初は何だろうと思ったが、鹿の子模様もあり、
母岩は根尾のものに似ているような感じ。
ところが粒を見ていると中心にこんなものが!
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私には、フズリナの風化面のようにしか見えないのだが。

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そうやって見ると、ちょっと保存が悪いが他の部分も渦巻き状に
なっているような感じがする。
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渦巻き状に見える部分の直径は1ミリ程度と非常に小さい。
この石しかサンプルが無く、飛躍しすぎかもしれないが、
球状に近いフズリナの周りがノジュール化しているか、
フズリナを核にして鹿の子が形成されているように見えてしまう。

この辺りで、この母岩があるのはペルム紀の地層で、
別途石灰岩中にフズリナ化石のあるものを同地層で採取しているので、
フズリナがあることについては特に疑問はない。
フズリナは石灰岩中だけでなく、泥岩中から産出することもあるので、
火山噴火による堆積物の凝灰岩中にあってもいいのではないかとも
思うが、岩石に詳しくない私としては、いい加減な理屈かもしれない。

以前紹介した本当に赤いフズリナの母岩もよく見ると、
全体に孔雀石のような部分があることを最近発見したので、
孔雀石=フズリナ?と思っていて、そこにこの石の発見と
なった為に、こんな説を出してみたのだが・・・( ^ω^)。
詳しい方があればご意見を賜りたい。

赤いフズリナの母岩(1メートルくらいの岩)は近日ブログに
アップ予定です。つづく




by ugumaru55 | 2019-03-22 16:07 | 天然石・水石・鑑賞石? | Comments(0)

鹿の子石 18(産地の考察)

鹿の子石の産地を探そうと地図で範囲を確認してみたよ。120.png
鹿の子石が採れた最上流部から上流側にある山頂を結んだ
範囲を確認して見ると Σ( ̄□ ̄|||)!!!なんと、地図平面で
10平方キロはある。ほとんどが山の斜面なので少なくとも15平方キロ
の範囲を探さねばならない。上流の谷筋だけでもかなりの数がある。
これが裏山ならまだしも、深山で行くのが大変で傾斜も厳しい。
山のふもとでは、トカゲも活動を始めたし、ワンワンと鳴き声が聞こえる
カエル(タゴガエル)も鳴きだした。ヘビが出てくるのも時間の問題だ。
もう何回も山へは入れないだろう。
今年の夏までのシーズンでの産地の特定は無理との結論に至った。

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横幅8センチ、縦6センチ、高さ4センチ、重さ260グラム

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この谷で採れる鹿の子石の1つの特徴、白い石英脈が多く入っている。
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この個体は芯がはっきりしていない。色々なタイプがあるな~。
次回はもっとずっと下流を探した結果を報告する予定です。



by ugumaru55 | 2019-03-12 22:04 | 天然石・水石・鑑賞石? | Comments(0)

鹿の子石 17(押し出し感の強い石その4)

押し出し感の強い石の写真は今回で最期です。
1個の石の中に多彩な鹿の子パターンや色彩があるのが
お分かり頂けましたでしょうか。最後までご覧ください。
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押し出し感の強い石の写真はこれでおしまいです。
鹿の子石の記事は今後もまだまだ続いていくよ~。わんわんわん。


by ugumaru55 | 2019-03-03 19:52 | 天然石・水石・鑑賞石? | Comments(0)

鹿の子石 16(押し出し感の強い石その3)

鹿の子石15の続きです。写真枚数が多いので分けて掲載しています。

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次回に続く

by ugumaru55 | 2019-03-03 19:45 | 天然石・水石・鑑賞石? | Comments(0)

鹿の子石 15(押し出し感の強い石その2)

前回からの続きです。この石は、川岸に1メートルくらいの高さで積もった
砂利や石の中から赤い部分がちょっとだけ覗いていたよ。
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今まで拾った鹿の子石の半分くらいは、この石を見ていくと似た部分があって、
ほぼ同様の岩石帯から分離したものだと推測され、非常に産状の参考になる石だ。
今後はこの石を基準にして小さなものの分類が出来そうだ。
またこの石は、色合いが鮮やかなのも特徴、今日はこの後写真だけなので、
色をじっくり見て下さい。同じ場所が映った写真も数枚あるが、端の部分が違います。
曇りの日光下で濡らしての撮影です。色は現物に近い色が出ています。
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周りをぐるっと写すと量が多いので、続きは次回へ。




by ugumaru55 | 2019-03-03 19:37 | 天然石・水石・鑑賞石? | Comments(0)

鹿の子石 14(押し出し感の強い石その1)

前回予告した、産状の大ヒントと思われる石を紹介するよ146.png
先ずは写真から、一応1枚目の写真の下側になる方を正面と呼ぶことにするよ。

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横のペットボトルは500CC、これは真上から撮影。
横幅19センチ、縦17センチ(写真の一番上から、一番下まで)、高さ12センチ、約5キログラム


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正面から向かって左側側面。赤い部分が段になっている。

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斜めから見ると段が分かりやすい。向かって右側は段ではないが色で段のように見える。
F-117ステルス攻撃機のコクピット周りのような形で、赤い部分が玄武岩系の母岩から
グッと張り出して自動車で言うところの「押し出し感」が強い。!!!

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正面から。これは天気曇りだが、石が乾燥していてもチャートよりも色が鮮やか。

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1枚目の裏側、普段は底側にしている。(写真の上が正面側)ちょっと
削れば全面赤くなりそうだ。


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右斜め前から撮影。

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後ろ面、赤い層がぐるっと周りにある。という事は、鹿の子もしくは色彩石
部分は想像通り層状になっているという感じだ。

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赤い部分を水で濡らすとこんな感じ。鹿の子石というよりも、
色彩石・錦石と言う感じだ。
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オレンジ系の派手な色で美しい。
次回へつづく


by ugumaru55 | 2019-03-02 23:33 | 天然石・水石・鑑賞石? | Comments(0)

鹿の子石 13(地味な鹿の子石)

鹿の子石編のみを読んでいる方に、長編ブログの基本的な
方針を説明するよ。101.png
長編物は基本的に、持っている石を紹介するだけのブログではなく、
探すのが難しそうな化石や岩石を探して、その産出場所や当地の岩石の
特徴等を紹介するもので、読者によっては探検物のように感じるそうです。
その為、化石サンゴスターワオーズ編のようにどこにあるか
わからない物を探す時には2年がかりのブログになっています。

鹿の子石編はヒントさえもない岩石をたまたま見つけたことから、
その産地や産状・特徴を追求していこうという企画で、産地らしい
所がかなりの深山で、行くのに非常に時間がかかることから、
長期に探索活動が必要だと思います。
但し、最近はBさんフォースという必殺技もあるので、短期にある程度
の結論に達するかもしれません( ^ω^)・・・。

前置きが長くなったけど、今日は地味~な鹿の子石です。
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ぱっと見はただの茶色の石、横幅8センチ、177グラム。
濡らして見ると、Σ( ̄□ ̄|||)

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ぎっしりと全体が鹿の子状、鹿の子の粒の直径2.5ミリ~3mmが多い。

1個の石なのに模様の感じが場所によって異なる。
青森の鹿の子石は1個で多彩な色合いの物も多いようだが、
当地は比較的茶系の鹿の子模様が多いように思う。

拡大すると、
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こんな感じで鹿の子模様の外周部の色が微妙に違う。

今まで比較的小さい物がメインだったが、先日産状の決定的な
ヒントと思える今までよりは大きな石が見つかった。
本当に鹿の子石かイマイチ?なので、ヤフオク!で落札した
医療用のような双眼ルーペが届くのを待って、じっくりと
検証してからブログにアップするつもりだ。
楽しみに待っててね~~。 わんわんわん。
 つづく




by ugumaru55 | 2019-02-26 22:26 | 天然石・水石・鑑賞石? | Comments(0)

鹿の子石 12(小さな鹿の子石2)

鹿の子石を探しに行く途中の道端に菜の花が満開。もう春だ(^^♪
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今日紹介するのは、横幅4.5センチと小さな鹿の子石です。
オレンジの色が濃い感じで、母岩がエンジ色のせいかも
しれないが今まで紹介した分と微妙に違う。
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拡大すると
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更に拡大、ちょっと色が薄く写っている。
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次回はもっと大きなものを紹介したいが、基本的に小さい物が多いので、
色のバリエーションを説明するためには小さい物が多くなる。
次回につづく


by ugumaru55 | 2019-02-24 22:29 | 天然石・水石・鑑賞石? | Comments(0)

鹿の子石 11(鹿の子石の母岩3)

鹿の子石の母岩のヒントになりそうな石が見つかった。
チャートとは違ったやけに赤い部分があると思って取って来た石を
よーく見て見ると、母岩部分は割れ口に光沢がある。
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横16センチ、縦13センチ、厚さ8センチ、重さ1.9キロ。

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裏側は上部だけが赤い、赤い部分の左に光らない薄茶色の帯状の部分がある。
茶色く見える部分は光沢のあるものと、光沢が無い物が混ざり合うように結合
しているように見える。

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   横から厚みの部分を撮影


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1枚目の写真の面を濡らして一部拡大、色彩石系で美しい。
小さな鹿の子部分があるようにも見える。


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2枚目の写真の面の、赤い部分のアップ。

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拡大するとこちらも微細な鹿の子模様の部分があるように見える。

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石英脈のような部分の拡大、真ん中上の辺りに白い鹿の子のような部分。
下側の白い部分は結構複雑な結晶状。

鹿の子状の部分が微細で、鹿の子石と言うより色彩石と言う方が正解かも
知れないが、鹿の子石の母岩を特定するために「鹿の子石」のタグでブログ設定した。
もう少しサンプルを集めて鹿の子石の露頭が無いか探すことに活用したい。
つづく





by ugumaru55 | 2019-02-19 20:38 | 天然石・水石・鑑賞石? | Comments(0)

鹿の子石 10(鹿の子石の母岩2)

先日色彩石1で紹介したハンバーガーのような石と
鹿の子石(紹介してない分)を比べてみるよ。
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左が鹿の子模様が無いか小さい石270g、右が鹿の子石177g、
色合いは非常に酷似しており左の石に鹿の子が入ってないのが
不思議なくらいだ。131.png

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鹿の子石の方は直径6~2ミリ程度の鹿の子模様が多彩に入っている。

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濡らして拡大すると、鹿の子の中を石英脈が通っていて結構綺麗。


おっと、肝心の母岩の件。茶色母岩と思っていたら、
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上が大きい色彩石、下が小さい鹿の子石。
母岩の中の川で擦れていないへこんだ部分に光沢のあることが分かった。

てっきり梅林石の茶色系のような玄武岩を想像していたが、
母岩が割れた時は光沢のある切り口になっているようだ。
そんな岩石をどこかの山中で見た記憶があるがどこだったか
今一つ思い出せない。
登山中に見たような気がするのだが気のせいかな~・・・。

ところがこの後で、思わぬヒントになる石に遭遇する事になる。
次回へつづくよ。わんわんわんわん(ウグ丸)!!!











by ugumaru55 | 2019-02-13 19:59 | 天然石・水石・鑑賞石? | Comments(0)