ニコン双眼鏡アキュロンT11を修理したよ(その4)
2018年 10月 07日
ニコンアキュロンT11をオークション購入したけれど、
光軸が狂っていて、まともに見えなかったので、自己
責任で修理をした結果の最終報告です。
このクラスの価格帯の双眼鏡は、保証期間後の修理が郵送費用
を考えると微妙です。購入価格が3千円くらいの価格の双眼鏡なら
買い替えるし、5万円を超えれば修理に出すでしょうが、1万数千円の
本機はどっちつかずで、悩んだ挙句に腹が立ってしまうパターン。
前置きはさておき
前回対物レンズがきちんと固定されてなかったことを発見し、
それを修理して様子を見ていたのだが、その後光軸の狂いは
発生せず、原因は生産時の対物レンズの接着剤の使い方が
悪いことに加えて、イモネジの締め付けが甘い事が原因と
断定した。
最終的に光軸調整については、内視法で上下を合わせた後で
視野の中心部に良像範囲が来るよう左右調整し、更に微調整
で上下左右を調整して、視野中心から上下左右に均等に
両像範囲が来るようにした結果、自分としては満足できる
状態となった。
ここまで微調整するのに、ばらしたり組み立てたりするのは
手間がかかりすぎるので、写真のように本体のプリズム調整ネジ
の部分に穴をあけて、簡単にいつでも調整できるようにした。
「壊れて使えない・単眼鏡として使用する」よりはましと
思っている。そのうち気が向いたらコーキングでもするかな~。
by ugumaru55
| 2018-10-07 10:39
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