ニコン双眼鏡アキュロンT11を修理したよ(その2)

ニコン双眼鏡アキュロンT11を修理することになったのだが、
本編は視野の中心部分だけがちゃんと見えればいいという
非常に特殊な使い方を想定した私の価値観だけでやっているので、
いい子は絶対真似しないでね102.png やってみる人は自己責任でね。

修理の参考になったのは、【星を見る道具の工房】主に理論と技術面と
【賞月観星 双眼鏡品質の完全攻略】ズレ幅を簡易に見つける方法の参考
という2つの記事146.png

光軸というものがずれているというのは20年くらい前に買った安い双眼鏡
で経験していたのですぐに見当がついたけど、どうしてそうなっているのか
何が原因なのか分からず、低倍率では普通に見えたのでズーム機構の高倍率
側で不具合が生じているのかなと思っていた。

先に読んだのが【星を見る道具の工房】だったので、平行器という道具が
あればズレの判定が確実にできることが分かったが、値段も高く、自作方法
も解説されていたが、コスト的に双眼鏡の買い替えが安い。これはお手上げだ。134.png

他のネット記事を探していたら【賞月観星 双眼鏡品質の完全攻略】の
内視法というのがあったので試してみると、( ゚Д゚)これは使えるぞ~103.png
縦方向のズレが一発で確認できる。電柱の番号で確認した感覚と一致する。
内視法を使う前は双眼鏡の左右どちらの筒がいけないのか分からなかったが、
倒れこみ角度が多すぎる左が原因とすぐに手に取るように分かる。
しかも8倍でも光軸がおかしいと簡単に判断できる。賞月観星恐るべし。
ということはプリズムで調整できる可能性が高い。

そこでいよいよ分解することに。アキュロンT11の分解記事はないので、
ここは観察と感と思い切りで行くしかない。166.png
まずは写真中央部分の2個のねじ、外からはここしか見えてないのでまず。
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これだけでは空かないので、NIKONと書いたプレートの下にねじがあるはず。
勿体ないけど、転売するつもりはないので強気で小さなマイナスドライバーで
ベリベリっとはがしてその下から現れたねじ4本をはずす。
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倍率を調整するノブに干渉しないように接眼レンズ側を持ち上げて接眼レンズ
側に引っ張るとカバーが外れる。
d0171959_19260563.jpg
ここまでやって構造を見た感じでは、たぶんプリズムの調整ねじがグレーの
カバーの下にあるとしか思えない。カバーをゆっくり倍率を調整するノブの
側から持ち上げる、なんと両面テープでくっついている(・.・;)・・・。
149.pngちゃっちい、思わず声を上げてしまった。149.png
d0171959_19273164.jpg
思った通りカバーの下にプリズムを調整するイモネジが2個あった
ここは【星を見る道具の工房】が非常に役立った<(_ _)>。
このねじは6角棒レンチが必要だが小さすぎて手持ちでははまりそうにない。
ホームセンターに行くことになった。正確なサイズが不明なので感で
ミリサイズの精密7本組セットを購入、結果は0.89ミリサイズでした。
d0171959_19571053.jpg

d0171959_19405638.jpg
写真のねじ穴が上下調整、もう一方が左右調整だったよ。
内視法を使って上下調整はあっさり終了。
左右は分かりにくいので何回も左右に調整して一番しっくり
くるところでなんとかOK.
後は逆の手順で組み上げるだけだよ。ちょっと注意点は
グレーのカバーをはめるときは、倍率を調整するノブを
24倍側にしてないとカバーが真鍮の金物に干渉して閉まらないよ。

何とかめでたく中心付近はしっかりピントが合うようになりました。
プリズムを動かしたことで若干ピント合わせにコツがいるけど、
実用上は問題ないのでこれ以上追求しないことにしました。
感じではピント調整レンズか対物レンズが曲がっているような
気がするのだが( ^ω^)・・・。

参考にさせて頂きました ご両人にはこの場をお借りして
感謝申し上げます。本当にありがとうございました。103.png
















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by ugumaru55 | 2018-04-30 19:52 | サルノコシカケ(体に良いもの) | Comments(0)

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