カテゴリ:化石サンゴ( 59 )

化石サンゴ宝島編22(その後)

化石サンゴ宝島編のことで新しい情報があったので報告するよ

先日、いつも当ブログを見て頂いている「化石サンゴさん」から
宝島編の発端となったデュラミナ・ハシモトイは、宝島の古地図を作製した
時に採取した標本が現存しているとの連絡がありました。\(^o^)/

確認したところファンギア・ハシモトイではなくデュラミナ・ハシモ
トイとなっていました。
過去の記事に土佐山でしか産出しないと書いていたので、早く修正しなくては(-_-;)



写真にするとわかりにくいが縦断面
d0171959_16544430.jpg
宝島編2回目に採取した石を洗っていたらいかにもデュラミナと判別できる
部分がありました、季節的に山には入れないのでこれから過去に採取して
放置している石を徐々にクリーニングしようと思っていますので、新発見
があれば又「その後」として紹介しようと思っています。わんわんわん。





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by ugumaru55 | 2017-06-24 17:09 | 化石サンゴ | Comments(0)

化石サンゴ スターワオーズ編6(オモダニ地蔵)

愛媛県城川町へデュラミナ・ハシモトイの新産地探索に行ってるよ

城川地質館へ行ってショッキングだったこと。
①自分の無知
ファンギアの論文だけ見て城川町にいったので、シルル紀の床板サンゴ類が
過去に産出していたことを全く知らなかったこと。
化石は素人なので許してね。
②城川町では、クサリサンゴは幻に、ハチノスサンゴは最近確認されていない。
(最近って、いつが最後なの?)地質館のホームページに書いてるよ。
 Bさんがいたら、すぐに見つけて「幻のシリーズ第3弾」になりそう。
 越知町の川には転がってるのに、ここは産出量が少なかったのか?
 探してるのはペルム紀の化石だから関係ないけどね。
③窪野のシルル紀石灰岩が愛媛県の天然記念物に指定されている関係か、
窪野地区では採取禁止。消滅産地なのに石灰岩が採取禁止とは。

あ~~~~。( ゚Д゚)それって新聞で大騒ぎの「岩石規制」149.png149.png149.png
間違いました。岩盤規制???

愛媛県って、岩盤規制に風穴を開けようとしているのに、消滅産地の
石灰岩に採取規制ってなんか変、こっちも解除してほしい。
越知町では採取に来た記念に、化石がなくても記念に石灰岩を
拾っていくらしいが、城川町じゃ記念に石も拾えないじゃないか。

ちなみに愛媛県への獣医学部新設は、本当に獣医師が偏在していて、
四国に少ないのなら賛成。

そんなことで地質館を出て、寺野で以前石灰岩を採取した
ペルム紀の地層がある登山道の現状確認に行った、すでに草ボウボウで
冬が来るまでさようなら~!でした。

もともとBさんフォースで寺野はピンと来ていなかったので、
第一印象が非常に良かった川津南の山の稜線に縦走にいったよ。

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このお地蔵さんにお祈りして、稜線直下の道路を縦走したけど
石灰岩はなかったよ。でもオオミズアオっていうグリーンで大きな
蛾(きれいだよ)がなぜかいっぱいいたよ。
この近くに坂本龍馬脱藩の道もあって、自然観察と歴史探訪に
なっちゃた。つづく




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by ugumaru55 | 2017-06-20 00:27 | 化石サンゴ | Comments(2)

化石サンゴ スターワオーズ編5(城川地質館)

これから先の時期は、ヘビや虫の影響で山野での活動を休む予定なので、
その前に最後と思って城川町に行ったよ。
今回は時間も半日くらい出来たのでゆっくり色々できるかな。

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先日気になったけど寄ってる時間がなかった地質館へ・・・。
何か情報が得られないかと思ったけど、デュラミナに関する資料はないようで、
学芸員さんも常駐していないので、情報に関してはちょっと残念。
でも前から一度見てみたかった本に、思いもよらず出合ったよ。


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「小さな化石の標本室」というサイトの横井先生(先生でもDrの方だよ)が自費出版
している「日本の化石」という本。
デュラミナ・ハシモトイで画像検索すると、以前は横井先生と佐川地質館の写真しかカラーの
画像はなかったので、(別途に四射サンゴで画像検索すると佐川町のKさんの素晴らしい写真
もあるのだが)他の化石も含めて拝見していたので、出版されているということは知っていた
のですが、ここで現物にめぐり合うとは・・・。

原色写真で素晴らしい内容です。しかも地質館に寄贈されていて、化石に興味のある人々に参考に
してもらいたいという気持ちが伝わってくるように思いました。
デュラミナ・ハシモトイもサイトの写真とは違うのが載ってました。さすがです!!

これをゆっくり見ていたら先へ進めないのでそこそこにして化石探索に行ったよ。つづく。


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by ugumaru55 | 2017-06-15 22:58 | 化石サンゴ | Comments(2)

化石サンゴ スターワオーズ編4(寺野石灰岩)

寺野での前回の続きだよ。

買い物に行く途中で、雨も降って来たのでこの日の探索は
石灰岩1個でおしまいになった。

今回採取した石は、前回のシリーズ宝島編の褶曲した石灰岩
に非常に似ていたので、期待して洗浄し、ルーペで確認した。


これははずれですね。
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これもデュラミナじゃないよ。
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結局、赤いのはデュラミナではなさそうでがっかりしたよ。

でも論文に化石の色は出てなかったので、赤くなければ探しにくいと
思ってたけど、こんな部分が赤いのなら、デュラミナがあれば赤くて
見つけやすい可能性が高くなったので、これは今後探す参考になった
かもしれないよ。

一部にこんなところもあったけど、この穴ぼこは何なんだろうか?
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層孔虫?  次回へ続く。




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by ugumaru55 | 2017-06-10 23:18 | 化石サンゴ | Comments(0)

化石サンゴ スターワオーズ編3(寺野へ)

前回は景色に誘われて川津南地区へ行ったのだが、今回は犬服の
布を調達に松山市方面へ行くついでに、ちょっと寄ってみたよ。
1時間くらい余分な時間がかかるけどわざわざ来るよりも経済的だが、
時間の余裕がないのが・・・。

寺野の遠景
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寺野にきて驚き(◎_◎;)というか私が無知というか、城川地質館があるのに
気が付いた(寄っていく暇はない)。

悪いことに雨まで降ってきて、のんびり化石を探せる感じではなかった。
せっかくなのでその辺りを一回りして、Bさんの言う気になる場所がないか
チェックしたのだが、なんかピンとこない感じ。しかも石灰岩が見当たらない。

やっぱり師匠のBさんがいないとだめなのかな?などと思いつつ、ペルム紀の
地層があるはず(地質図でチェックしていた)の南側というか東というか
一番奥の方へ行ってみたが石灰岩は見当たらない。車を回していて、川の
対岸に山へ上がる道が見えた。なんか気になる感じキター!!!

で、そこへ行ったのだが何もないかと思った時、ちょっと上った谷筋の小道に1個だけ
石灰岩らしきものが・・・。


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おおー( ゚Д゚)❕‼❕  こ・こ・これはまるで・・・。


どこかで見た褶曲した赤い石灰岩に似ているではないか。
しかもこのピンクの部分も(右側中央付近をよく見てね)見たことがあるような。つづく



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by ugumaru55 | 2017-06-09 22:53 | 化石サンゴ | Comments(2)

化石サンゴ スターワオーズ編2(城川町へ)

とりあえず城川町へ行ってみることにした、一度も行ったことがないので地図
で確認してみたけどピンと来ない、一応辺りの地名をチェックしていざ出陣。
鬼北町から城川町へ入った辺りで向こうに山が見えてきた、山容が優しい感じ
でここへ行ってみたいなと地図を出そうとして忘れてきたのに気付いた。149.png
今日はカーナビなしの車だったので参ったな~。

寺野に行く国道からの右折場所を最初から間違えそうだなと思っていたのだが
つい山の美しさに誘われてそちらへ行った、後でわかったのだがここは
川津南地区、道端の地名で程野があったのでなんだ確か程野の向こうが寺野
だったと安心したのだがなんと川津南地区にも程野があった。
折角来たんだからとその辺りを車で1周して、一番気になった場所の川で
写真の石を採石。

表面
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割った所
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間に薄いピンクのものが入っていたので一応採って来たのだが・・・
あまりにも方解石化していてピンク部分は何かわからない。

さすがに1度も来たことがない場所は、もう少し事前準備も
必要だと思ったので、寺野には行かずに帰ったよ。つづく・・・・



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by ugumaru55 | 2017-06-04 17:58 | 化石サンゴ | Comments(2)

化石サンゴ スターワオーズ編1(発端)

化石サンゴシリーズは、主に 四射サンゴ デュラミナ・ハシモトイ メインのシリーズ
であるが、本来の産地土佐山桑尾は掘りつくされており、直下の谷や下流の河原で採石を
行いそれなりに成果はあったが、この冬場に探した時、産地直下の石だまりの状況を詳しく
見て、当面台風ぐらいでは下の谷に落ちてくることはないと判断した。

私としては、谷に新しい石が落ちてこなければ、探し尽くした感があり、何かいい情報が
ないかインターネットで探したところ、旧名称(ファンギア・ハシモトイ)での検索で
宝島編の発端の記事(地図)を3月に見つけた。春になればヘビ・ブヨ・蜂・蚊などの有
害生物も出てきて、採取場所に行くことが困難になることから、事前準備もなく短期間
での勝負となったためバタバタしていたのだが、ネット検索ついでにファンギアでも
検索したところ、北海道大学の1955年の論文中に、愛媛県東宇和郡土居村寺野(現在
の西予市城川町寺野)にてファンギア?を発見したとの記事があった。

写真はなくスケッチ画が掲載されていたが、宝島編11の化石(下の分)によく似ている
ように思えた。


    宝島編11の化石今回は角度を変えているよ
d0171959_20384129.jpg

英文で翻訳が正確か自信がないが、直径10㎜、大セプター20、残念なことに保存状態が悪く、
縦断面が取れない等の記述があった。それでファンギア?と言うことらしい。
宝島編の中の1回目の採集分に似ていて、2回目には似ていないため、私も1回目と2回目は
別のものではないか思った時期があったのは、この論文の物と1回目が同じでは?と思った為
だった。

先に書いたが、採取に適した時期が終わりかけており、宝島編の方の疑問解消に何回も産地へ
行ったため、なかなか愛媛に行く時間がなく、その後やっと遠征することになった。

宝島編の地図の筆者は、地名だけでは場所が分かりにくいので、地図に示すと書いていたが、
今回はその地名のみであり、しかも地図で確認した感じでは、寺野は面積広そう。
宝島編は1発で採取できたので、採石してから文章に出来たので気楽に書けたが、今回は
海の物とも山の物ともわからない状態で、ウグ丸の嗅覚とパパのBさんの弟子フォースで
探すという無茶な企画なので、書いている方も展開が分からない。

あ~、こんな企画を始めるんじゃなかったかな~。などと思うこの頃であった・・・。

「パパ、フォースを信じてね。」ウグ丸より わんわんわん。






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by ugumaru55 | 2017-05-31 21:19 | 化石サンゴ | Comments(0)

化石サンゴ スターワオーズ編(予告)

A long time ago, in far away Sirokawa Ehime …..

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STAR WOWS

スター ワオーズ

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                        新たなる情報が

                 古い北海道大学の

              論文中から発見された。

           地名のみで地図は全くない

愛媛県城川町のどこかでかつて

       採取された化石の写生画と共に。

      ウグ丸とウグ丸パパは、嗅覚と

Bさんフォースを頼りにどこに

あるとも知れないファンギア

Spを求めて旅立った。


              


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by ugumaru55 | 2017-05-26 22:49 | 化石サンゴ | Comments(0)

化石サンゴ宝島編21(宝島編最終回化石の考察)

宝島編最終回

化石サンゴ宝島編のデュラミナ・ハシモトイらしき化石についての考察

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この写真は、今まで出してない部分だよ。



今回は、非常に硬い話になるので、その気で見てください。

以前の記事でも一部書いたことがありますが、今回の考察で年代が必要であるため、再度記載します。

デュラミナ・ハシモトイは3度名前が付いていますが、1941年コーウェニア・ハシモトイ、1950年ファンギア・ハシモトイ、1965年デュラミナ・ハシモトイと変わっています。

 1955年の論文で、ファンギア・ハシモトイと紹介された岩手県大船渡市坂本沢のものは、1965年にデュラミナ・キタカミエンシスとして名前が変更になっています。(北海道大学のデータベースからデュラミナ・キタカミエンシスの写真と1955年の論文をご覧いただければ、同一の写真が論文ではファンギア・ハシモトイとして載っているので確認いただけると思います。)

今回、宝島編の発端となった地図は、1957年に描かれたものであり、書いた方は(H氏とする)、主にフズリナ化石をあちこちで採取し、地質の年代を調べていたようで、その中でたまたま今回の産地でデュラミナの化石を発見したと思われます。その論文中でファンギア・ハシモトイとして紹介しています。1957年であれば、H氏は土佐山のデュラミナ・ハシモトイを見たことがあるはずで、地図を描いた時点では同一のものと判断したと思われます。ただ前述のようにファンギアと呼ばれていた時代は、全てがハシモトイと分類されていたことから、現在のデュラミナ・ハシモトイと同じであったかは、H氏が採集したものがどのようなものだったか資料がなく比べようがありませんが、推測として、採取場所が同じであることから同じものと思われます。(2017年6月24日の宝島編22を見てね、H氏が採取した化石が見つかったよ)

ハシモトイ、キタカミエンシス、スズケンシスの違いは主に直径と大隔壁の数で、ハシモトイ直径1518ミリ、大隔壁3036、キタカミエンシス直径1214ミリ、大隔壁2230、スズケンシス直径811ミリ、大隔壁2126となっているようです。

宝島編の化石は、大隔壁が30本はありそうで、これよりデュラミナ・ハシモトイの可能性が高いと考えていますが、ヤッチェンギアのようによく似た化石も存在することから、今後採取した岩の中から保存の良いものが発見できればと考えています。2回目の採取品も今後詳しく調べる必要があり、フズリナ等の別のものという可能性も高くそこも含めて調べようと思っています。宝島編は今回で終了しますが、今後研磨等を通じて新しい発見があればこのブログで報告したいと思います。


硬いお話で肩がこったよ。わんわんわん174.png174.png174.png


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by ugumaru55 | 2017-05-22 00:20 | 化石サンゴ | Comments(4)

化石サンゴ番外編17(仁淀川梅林石その後)

5月の連休に久しぶりに仁淀川へ梅林石を探しに行ってみたよ。

梅林石は結構ブログを見てくれている人が多いので、現在の

状況も検証しないと失礼かなと、探しに行ったけど・・・。144.png

水石探しのセミプロみたいな人(長い棒で石をひっくり返して

探してるのですぐにそれとわかるよ。)はいっぱいいるけど、

梅林石はほんとになかったよ。石より探す人の方が多い感じ。163.png163.png

探してる人たちが梅林石を探してるとは限らないけどね。

昨年大水が出てないので新しいものが流されてきてないのかな?



仕方が無いので、以前に載せた滝石梅林石の裏側の写真でも見てね。こっちが滝石っぽいね。

d0171959_18540873.jpg
主人に化石珊瑚デュラミナ・ハシモトイのネックレスを買ってもらったのをきっかけに
「化石サンゴ」コーナーを始めてはや50回、いつも見て頂いている読者がいることも
励みになってあっという間にここまで来ました.
今後も正確な情報を心がけたいと思います。わんわんわん。162.png162.png162.png



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by ugumaru55 | 2017-05-14 19:31 | 化石サンゴ | Comments(0)

うぐとの日々。


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